Phantasy Star Portable 2 ―― メカニズムの解体新書
2010/04/11(日) 00:00 ―― Update:2010/07/18(日) 00:00

 近ごろ情報誌などメディアを通じて、超進化を遂げた『Phantasy Star Portable 2(PSP2)』の 開発資料が公開され、そのメカニズムが続々解明されていることは御存知のとおり。

 かなりのデータが出揃いましたので、生涯PSOでは 過去公開された『PSP2』のメカニズムを総ざらい。通常のプレイでは 検証が困難かと思われる各種仕様のほか、書き漏らしていた データなども網羅。メカニズムの『解体新書』としてお届けします (’-’+


――― [ アビリティカスタマイズのメカニズム ]
└──[2010/03/11]──→ ハーフディフェンス
残りHPが『33%↑』のとき、
最大HPの『75%↑』のダメージを受けたとしても、
戦闘不能とはならず、HPが『1』だけ残る。

└──[2010/03/11]──→ アドバーススピリット
残りHPが『35%↓』のとき、
基本防御力および基本精神力が『+30%』される。

└──[2010/03/11]──→ プロフェッショナル
打撃攻撃時のヒットストップを緩和するアビリティ。
ヒットストップの発生時間が『−30%』される。

└──[2010/03/11]──→ プレシジョンアタッカー (スプニの裏話)
武器の攻撃力の振れ幅を抑えるアビリティ。
武器の最小攻撃力が『+50』される。
(下記は、生涯PSOからの補足)
最小攻撃力とは『PSO』でも採用されていたブラインドパラメータ。
各武器とも最小攻撃力および最大攻撃力という値が設定されており、
攻撃するたび、それぞれの値の間から攻撃力が算出される。
例えば、最小攻撃力が『50』で、最大攻撃力が『150』の武器などは、
攻撃するたび、攻撃力が『50〜150』の間で毎回変動している。
攻撃時のダメージが安定しないのは、このような仕組みのため。
この武器を『プレシジョンアタッカー』を装着してから使用すると、
攻撃力の振れ幅が『100〜150』として計算されるという仕組み。

2000年発売の『PSO(DC)』では『スプレッドニードル』が強力すぎたため、
続編の『PSO(GC)』では、最小攻撃力が『1』に修正されたという逸話も。
『フローズンシューター』の攻撃力は及第点を維持していたにも関わらず、
なぜか『スプニ』だけが涙目という、むごたらしい仕打ちとなった。

なお、本作における仕様が『PSO』と何ら変わらぬものであるならば、
パラメータとして確認できる値こそが最大攻撃力となる (最小は不可視)
最小攻撃力のメカニズムについては『PSO』の攻略本を御覧あれ。


└──[2010/03/11]──→ エレメンタルヒット
あの『サイカ・ヒョウリ』の真価が発揮されるアビリティ。
状態異常の発生率が『+10%』される。
おいこれ強す。

└──[2010/03/11]──→ ワイルドブラスト
ブラストゲージが溜まり易くなるアビリティ。
ブラストゲージの増加量が『+50%』される。

└──[2010/03/11]──→ ○○ストライク
各系統の武器とも、クリティカルの発生率をアップさせるアビリティ。
対応する武器を扱うとき、クリティカルの発生率が『+10%』される。

└──[2010/03/11]──→ アシストアドバンス
補助テクニックの効果時間を伸ばすアビリティ。
補助テクニックの効果時間が『+20%』される。

└──[2010/03/11]──→ サポートロングレンジ
回復&補助テクニックの効果範囲を拡大するアビリティ。
回復&補助テクニックの効果範囲が『+50%』される。

└──[2010/03/11]──→ ○○テクニックハイスピード
各系統のテクニックとも、詠唱時間が短縮されるアビリティ。
対応するテクニックを扱うとき、詠唱時間が『−30%』される。

└──[2010/03/11]──→ レアアイテムブースト
レアアイテムのドロップ率が『+25%』される。
効果は『タイプ別ドロップ』および『ムービー付きボスコンテナ』にのみ反映され、
『共通ドロップ』や『エリアドロップ』に対しては一切無効。

ドロップ率の上昇例

(+25%)
□□□
アビリティ (レアアイテムブースト+25%)
HU RA FO BR
サイコウォンド
(★14 長杖)
0.012%

0.015%
0.012%

0.015%
0.150%

0.187%
0.012%

0.015%
グラヴィディオン
(★15 長杖)
0.006%

0.007%
0.006%

0.007%
0.100%

0.125%
0.180%

0.224%


└──[情報元]──→ PSP2の開発資料より
2010年3月12日発売の『電撃PlayStation』が、
これらアビリティカスタマイズのデータを余さず掲載。
通常では知り得ないブラインドパラメータまで網羅されていることから、
メーカーから提供された開発資料に基くデータと考えられます。

(関連記事) アビリティカスタマイズのメカニズム □□□
→ アクセスする



――― [ アイテムドロップのメカニズム ]
└──[2010/04/11]──→ 基礎知識 (エネミードロップ)
各エネミーとも、下記のような『ドロップテーブル』が設定されており、
それぞれ『タイプ別ドロップ』および『共通ドロップ』という区分に分けられている。
例えば『カオスソーサラー(LV150)』を倒した場合は、
『タイプ別ドロップ(LV150-174)』として設定された『グラヴィディオン』か、
一段下位の『タイプ別ドロップ(LV125-149)』となる『オウカロドウ』か、
『共通ドロップ(LV100-200)』の『ハラロドウ』または『ソーサラーロッド』のうち、
いずれか一つのアイテムをドロップする可能性がある。

なお『タイプ別ドロップ』として設定された『LV1-200』の全10枠のうち、
その敵の持つ最上位レアが設定されている枠については、
高レベルの枠ほど、アイテムのドロップ率も高まっていくという仕組み。
例えば『カオスソーサラー』などは『LV150-174』と『LV175-200』の両枠とも、
最上位レアとして『グラヴィディオン』が設定されているが、
同じアイテムにも関わらず、ドロップ率は『LV175-200』の枠のほうが高くなる。
なるべく高レベルのターゲットを狩ることが『虹箱』への近道か…?

ドロップテーブル

(カオスソーサラーの場合)
□□□
タイプ別ドロップ
HU RA FO BR
LV1 〜 LV9 ヘリクセン ヘリクセン ヘリクセン ヘリクセン
LV10 〜 LV24 ストレーガ ストレーガ ストレーガ ストレーガ
LV25 〜 LV49 ヴィエディーマ ヴィエディーマ ヴィエディーマ ヴィエディーマ
LV50 〜 LV74 メイロドウ ソーサラーロッド ソーサラーロッド メイロドウ
LV75 〜 LV99 (1) ソーサラーロッド ハラロドウ ハラロドウ ソーサラーロッド
LV75 〜 LV99 (2) ハラロドウ ハラロドウ ハラロドウ ハラロドウ
LV100 〜 LV124 カザロドウ カザロドウ カザロドウ カザロドウ
LV125 〜 LV149 オウカロドウ オウカロドウ オウカロドウ オウカロドウ
LV150 〜 LV174 グラヴィディオン グラヴィディオン グラヴィディオン オウカロドウ
LV175 〜 LV200 グラヴィディオン グラヴィディオン グラヴィディオン グラヴィディオン
共通
ドロップ
LV1-99 モノメイト
LV100-200 ハラロドウ or ソーサラーロッド


└──[2010/04/08]──→ 基礎知識 (タイプ別ドロップ)
各タイプの得意武器ほど、ドロップ率が高めに設定されている。
ただし、あくまでも傾向に過ぎず、必ずしも得意武器が出やすいとは限らない。
その具体例として『サイコウォンド』と『グラヴィディオン』のドロップ率が初公開。
いずれも『FO』の得意武器となっているが、その実態は下記のとおり。
人海戦術をもって『出やすいタイプ』を絞り込むのが得策か…?

各タイプのドロップ率 □□□
HU
(ハンター)
RA
(レンジャー)
FO
(フォース)
BR
(ブレイバー)
サイコウォンド
(★14 長杖)
0.012% 0.012% 0.150% 0.012%
グラヴィディオン
(★15 長杖)
0.006% 0.006% 0.100% 0.180%


└──[2010/04/17]──→ 基礎知識 (タイプ別ドロップ・・・の落とし穴)
各タイプの得意武器ほど、ドロップ率が高めに設定されている。
・・・といったメカニズムについては先ごろ述べたとおりですが、
この傾向は『敵のレベル』によっては覆されてしまうというケースも。

その理由は、とあるアイテムの発掘に適したタイプというものが、
10段階の『レベル枠』によって、それぞれ個別に設定されているため。
参考資料として、下記の『ドロップテーブル』を御覧あれ。

カオスソーサラー

ドロップ率
□□□
HU
(ハンター)
RA
(レンジャー)
FO
(フォース)
BR
(ブレイバー)
LV150 〜 174
(グラヴィディオン)
確率非公開 確率非公開 確率非公開
(出やすい)
−−−
LV175 〜 200
(グラヴィディオン)
0.006% 0.006% 0.100% 0.180%
(出やすい)


└──[2010/04/29]──→ 基礎知識 (共通ドロップ)
共通ドロップとは『戦闘タイプ』の如何を問わず、
どのようなタイプであろうともドロップする可能性が秘められたアイテム。
タイプを問わず『1枠/2枠/3枠』といった3種類のアイテムが設定されており、
中身は『敵レベル(1-99)』と『敵レベル(100-200)』の2パターンで変化する。
なお『共通ドロップ』という名称が指し示すとおり、
ドロップ率が『戦闘タイプ』によって変動することはない (確率共通)

共通ドロップの最たる特徴は、ドロップ率に上限値が定められているところ。
敵が『LV1-99』の場合は『1枠+2枠+3枠=10%』まで。
敵が『LV100-200』の場合は『1枠+2枠+3枠=5%』までとなっており、
ドロップアイテムが豊富な敵ほど狙いが定めづらくなるという仕組み。
また、モノによっては『LV1-99』の敵が狙い目となる (下記のデータを参照)

共通ドロップ
(ダーベランの場合)
□□□
共通ドロップ
(1枠)
共通ドロップ
(2枠)
共通ドロップ
(3枠)
LV1 〜 99 ウイルスレジスト
(5.000%)
フォトンドロップ
(5.000%)
−−−
LV100 〜 200 コニィ
(2.500%)
ルクミン
(0.250%)
ウイルスレジスト
(2.250%)

共通ドロップ
(ドロップ率の制約)
□□□
共通ドロップ
(1枠)
共通ドロップ
(2枠)
共通ドロップ
(3枠)
LV1 〜 99 1枠 + 2枠 + 3枠 = ドロップ率 10% まで
LV100 〜 200 1枠 + 2枠 + 3枠 = ドロップ率 5% まで


└──[2010/04/29]──→ 基礎知識 (オブジェクトドロップ)
オブジェクトドロップとは『コンテナ』や『破壊可能物』からのドロップを指す。
いわゆる『ムービー付きボスコンテナ』も、こちらに分類される。
1つの箱に対して『A枠/B枠/C枠』といった3種類のアイテムが設定されており、
これらは『敵レベル』および『戦闘タイプ』により変化するケースも。

ちょっぴり補足しておきたいのは『ムービー付きボスコンテナ』での特例。
いわゆる『ボスレア(虹箱など)』が設定されたコンテナについては、
いかなる『戦闘タイプ』であろうとも、その中身が変化することはない (中身共通)
また『戦闘タイプ』によってドロップ率が変動することもない (確率共通)
ボスレアを狙う際は『戦闘タイプ』など気にせず、お好みのタイプでGO。

オブジェクトドロップ □□□
※ ディ・ラグナスのハズレ箱 (≠ボスレア)
HU RA FO BR
LV

1 〜 24
A枠 サッカー ボウゲンシー ギラピット サッカー
B枠 ティラールク スティンガー ティラールク ラピット
C枠 ラピット ラピット スティンガー ティラールク
LV

25 〜 49
A枠 サバイバー イズルーカ ロッガピット サバイバー
B枠 ルムアルス リッパー ルムアルス ゴラピット
C枠 ゴラピット ゴラピット リッパー ルムアルス
LV

50 〜 74
A枠 ダークシュトラール メーザーカノン ペギータ ダークシュトラール
B枠 レーザーカノン ラピッドストリーム レーザーカノン ペギー
C枠 ペギー ペギー ラピッドストリーム レーザーカノン
LV

75 〜 99
A枠 ブリュミエール サンダーカノン ランペギー ダークシュトラール
B枠 メーザーカノン ダークシュトラール メーザーカノン ペギータ
C枠 ペギータ ペギータ ダークシュトラール メーザーカノン
LV

100 〜 124
A枠 ブリュミエール メテオカノン ドリー スパイクスラッガー
B枠 サンダーカノン ブリュミエール サンダーカノン ランペギー
C枠 ランペギー ランペギー ブリュミエール サンダーカノン
LV

125 〜 149
A枠 ブリュミエール メテオカノン ドリー スパイクスラッガー
B枠 メテオカノン ブリュミエール メテオカノン ドリー
C枠 ドリー ドリー ブリュミエール メテオカノン
LV

150 〜 174
A枠 ブリュミエール ニードルカノン コニィ スパイクスラッガー
B枠 メテオカノン ブリュミエール メテオカノン ドリー
C枠 ドリー ドリー ブリュミエール メテオカノン
LV

175 〜 200
A枠 ブリュミエール ニードルカノン コニィ スパイクスラッガー
B枠 メテオカノン ブリュミエール メテオカノン ドリー
C枠 ドリー ドリー ブリュミエール メテオカノン


└──[2010/04/29]──→ 基礎知識 (ドロップが確定するまでの流れ)
アイテムドロップが確定するまでの内部処理は下記の順に行われる。
何らかのアイテムを引き当てると、以降の処理はスキップされる。
そのため『タイプ別ドロップ』の当選確率が上がる『レアアイテムブースト』などは、
『共通ドロップ』を狙ううえでは大きな弊害となってしまう。
お目当てのアイテムによって、その都度使い分ける必要あり。

(敵の場合)














1 何らかの『敵』を倒す
(アイテムドロップの抽選がスタート)
2 タイプ別ドロップの抽選 1 (敵のレベル枠)
(レアアイテムブースト ・・・ 有効)
3 タイプ別ドロップの抽選 2 (一段下位のレベル枠)
(レアアイテムブースト ・・・ 有効)
4 共通ドロップの抽選
(レアアイテムブースト ・・・ 無効)
5 エリアドロップの抽選
(レアアイテムブースト ・・・ 無効)
6 メセタドロップの抽選
(レアアイテムブースト ・・・ 無効)
7 ここまでの抽選に全て外れると、ドロップなし
(おいこれヒドす)

(箱の場合)














1 何らかの『箱』を壊す
(アイテムドロップの抽選がスタート)
2 オブジェクトドロップの抽選 1 (A枠)
(レアアイテムブースト ・・・ 有効)
3 オブジェクトドロップの抽選 2 (B枠)
(レアアイテムブースト ・・・ 有効)
4 オブジェクトドロップの抽選 3 (C枠)
(レアアイテムブースト ・・・ 有効)
5 メセタドロップの抽選
(レアアイテムブースト ・・・ 無効)
6 ここまでの抽選に全て外れると、ドロップなし
(おいこれヒドす)


└──[2010/04/11]──→ 祈祷 (レアドロップ率+)
祈祷による『レアドロップ率+』の補正効果は、
『タイプ別ドロップ』および『ムービー付きボスコンテナ』にのみ反映され、
『共通ドロップ』や『エリアドロップ』に対しては一切無効。

なお、祈祷の『補正値(%)』は任意で高めることが可能。
祈祷に費やした『累計額(メセタ)』に応じて、小夜ちゃんのセリフが段階的に変化。
セリフの変化に伴い、より高い『補正値(%)』が出やすくなるといった仕組み。

ドロップ率の上昇例

(+15%)
□□□
祈祷 (レアドロップ率+15%)
HU RA FO BR
サイコウォンド
(★14 長杖)
0.012%

0.013%
0.012%

0.013%
0.150%

0.172%
0.012%

0.013%
グラヴィディオン
(★15 長杖)
0.006%

0.006%
0.006%

0.006%
0.100%

0.115%
0.180%

0.207%


└──[2010/07/18]──→ 祈祷 + レアアイテムブースト = 相乗効果
祈祷による『レアドロップ率+』の補正値 = 3%〜15%
アビリティによる『レアアイテムブースト』の補正値 = 25%

特筆すべきは、それぞれの補正値がもたらす相乗効果。
資料によると『祈祷効果とアビリティは乗算されるので、
同時に付けたほうが効果の上昇率が高い(原文まま)』とのこと。

相乗効果をもたらす『計算式』として考えられる仮説は下記のとおり。
ただし、どちらの仮説が正しいのかは不明 (計算式そのものは非公開のため)
なお『仮説B』の計算式は、生涯PSOの読者さんからの投稿によるもの。
筋の通った見解ゆえ、この『仮説B』こそが正しい計算式なのか…?
└──[読者さんの投稿文]──→ 相乗効果の計算式 (仮説B)
レアアイテムブーストの項なのですが
祈祷とアビリティの相乗効果は『25*15=375%』ではなく、
『1.25*1.15=1.4375 (+43.75%)』ではないでしょうか。

『25*15=375%』という式で、緊急ミッションのドロップ倍率まで考慮すると、
『1*3+(25*15)/100』といった仮定の式が浮かび上がりますが、
『祈祷あり&レアブなし』または『両方なし』とした場合にどうなるでしょう?
『両方なし』のとき『25(レアブ)』や『15(祈祷)』の値が0になるため、
『祈祷あり&レアブなし』でも、ドロップ率が『100%(±0)』となります。
『祈祷あり&レアブなし』の際に『25(レアブ)』の値を1として計算すると、
『両方なし』とした場合でも『101%(+1%)』となり計算が合いません。
よって、こう考えるのは厳しいのではないかと思いました。
つまるところ『+375%』とするには『加法』と『乗法』が必要なのです。

以上の理由から、ドロップ倍率を求める『計算式(仮説)』として、
以下のような式が浮かび上がります。
この式であれば『祈祷あり&レアブなし(または逆)』とした場合でも、
値を『1.25→1』または『1.15→1』とすることで計算が破綻しません。

[通常ミッション 100%] & [レアブ 25%] & [祈祷 15%]
1 * 1.25 * 1.15 = 143.75% (+43.75%)

[緊急ミッション 300%] & [レアブ 25%] & [祈祷 15%]
3 * 1.25 * 1.15 = 431.25% (+331.25%)

[邪王降臨 120%] & [レアブ 25%] & [祈祷 15%]
1.2 * 1.25 * 1.15 = 172.5% (+72.5%)

記事投稿から3ヶ月後と遅く、記事を見られた方、
そして『+375%』と思われた方も数多くおられると思うのですが、
多くの人が参考にされてるからこそ、
不確定な部分を減らしたいと思い、メールさせて戴きました。

少しでも疑問を感じましたら、
『1*1.25*1.15=1.4375 (+43.75%)』という案も載せて下さると嬉しいです。
その際、このメールの内容を使ってくださっても構いません。

※ 読者さんからの投稿文を、ほぼ原文まま転載
※ 生涯PSOが『改行/句読点/括弧』を加えつつ、一部文体を修正
※ 投稿者の匿名希望さん、どうもありがとうございました (’-’+


相乗効果の計算式

(仮説A)
□□□
(祈祷15) × (アビリティ25) = (倍率+375%)
HU RA FO BR
サイコウォンド
(★14 長杖)
0.012%

0.057%
0.012%

0.057%
0.150%

0.712%
0.012%

0.057%
グラヴィディオン
(★15 長杖)
0.006%

0.028%
0.006%

0.028%
0.100%

0.475%
0.180%

0.854%

相乗効果の計算式

(仮説B)
□□□
(祈祷1.15) × (アビリティ1.25) = (倍率+43.75%)
HU RA FO BR
サイコウォンド
(★14 長杖)
0.012%

0.017%
0.012%

0.017%
0.150%

0.215%
0.012%

0.017%
グラヴィディオン
(★15 長杖)
0.006%

0.008%
0.006%

0.008%
0.100%

0.143%
0.180%

0.258%


└──[2010/02/25]──→ ストーリーモードとマルチモードの差異
アイテムのドロップ率が、ゲームモードによって変化することはない。
『ストーリーモード』であろうとも『マルチモード』であろうとも、
ドロップ率の設定は変わらぬ仕様となっている。

└──[2010/05/27]──→ レアウェポン獲得記録 (発掘に適したタイプ)
パートナーカードの『レアウェポン獲得記録』へと記載される
スペシャルウェポンの数々。そのドロップ率がメディアを通じて初公開。
オトナの事情もあってか、具体的な数値こそ伏せられているものの、
ドロップ率が『◎』または『○』といった記号に置き換えられたうえで公開され、
アイテムの発掘に適したタイプが浮き彫りに。

レアウェポン

(発掘に適したタイプ)
□□□
(○ →→→ 普通)   (◎ →→→ 出易い)
HU RA FO BR



ラストサバイバー・レプカ ジシャガラ (共通ドロップ)
ブラッディ・フリューゲ オルグダス (共通ドロップ)
ディランスレイヤー オルガディラン (LV76-200)
アギト・レプカ 漆黒の狂想曲S (ボスコンテナ)



ファイティングビート コグナッド (LV25-74)
スクリューグローブ 電脳の化身A (ボスコンテナ)
セイクリッドダスター ダークベルラ (共通ドロップ)
メラン・ナックル ビル・デ・メラン (共通ドロップ)



ハルヴァ・ラファッガ ゾルディラン (共通ドロップ)
ウバクラダ・ヘッドバット ウバクラダ (共通ドロップ)
デモニックフォーク SEED・アーガイン (共通ドロップ)
バルディッシュ ウバクラダ (LV150-200)



ダブルセイバー・レプカ ジェリス (共通ドロップ)
ニョイボウ ギルシャーク (共通ドロップ)
キャリガインルゥカー キャリガイン (共通ドロップ)
アブソリュートブレード ゴーマ・ディラ (LV125-174)



アンク・ピッコ 砂漠惑星のオアシス (交換)
−−− −−− −−− −−−
ビルデ・ホーン・アクス ビル・デ・ビア (共通ドロップ)
イルギル・テスタメント イルギル (共通ドロップ)
モラト・マキナス オルクディラン (LV125-200)






ツインケイコウトウ 砂漠惑星のオアシス (交換)
−−− −−− −−− −−−
ツインDBの剣 フラビットB1 (共通ドロップ)
ツインディストーション 砂漠惑星のオアシス
−−− −−− −−− −−−
サンゲヤシャ 極幻の大攻勢S (ボスコンテナ)






ラッピー・ティッピーズ 楽園衛星の裏酒場 (交換)
−−− −−− −−− −−−
クロススケア オルアカ (共通ドロップ)
アムレ・ティッピーズ ラッピー (LV100-200)
−−− −−−
ブランディッシュ グラス・アサッシン (LV150-200)






ツインフォトンクロー ポラヴォーラ (共通ドロップ)
ツインビアクロー 楽園衛星の裏酒場 (交換)
−−− −−− −−− −−−
ヴァンダ・クロウズ ヴァンダ・メラ (共通ドロップ)
ツイン真ネイクロー ヴァンダ・オルガ (LV125-200)






ビフテイバー・レア ノ・ボル (共通ドロップ)
デュランダル・レプカ ブル・ブナ (共通ドロップ)
クサナギ ローグス・オッグ (共通ドロップ)
デルナディブレード MAX3 A (報酬)
−−− −−− −−− −−−



ラピ・ティピ 楽園衛星の裏酒場 (交換)
−−− −−− −−− −−−
アサシンダガー グラス・アサッシン (共通ドロップ)
ディスカスラッシャー パルシャーク (共通ドロップ)
カムイ 炎獣の咆哮 (ボスコンテナ)



ブーマクロー ブーマ (共通ドロップ)
ファズンタルヘッド 楽園衛星の裏酒場 (交換)
−−− −−− −−− −−−
サイレンスクロー ヴォルフ (共通ドロップ)
ファルクロー ゴブーマ (LV125-174)






蛇腹アルビーノ バグ・デッガ (共通ドロップ)
ヴィタス・リーチャー SEED・ヴィタス (共通ドロップ)
ギガススピナー ゴルモロ (共通ドロップ)
蛇鞭メドゥーサ バグ・デッガ (共通ドロップ)






シルフィード タヴァラス (共通ドロップ)
ナゲセン 砂漠惑星のオアシス (交換)
−−− −−− −−− −−−
神の吐息 シノワ・ヒドキ (共通ドロップ)
ブリッツゲイザー シノワ・ヒドキ (LV125-200)



ブラックメテオーラ GSM-05 シーカー (共通ドロップ)
フローズンシューター 同盟軍重装兵 (共通ドロップ)
ブリンガーライフル デルバイツァ (共通ドロップ)
リベリオン バイシャ乙32型 (LV125-174)






シッガ・ボマック ブルース・ダンジョン (報酬)
−−− −−− −−− −−−
ヴァン・ブレラ ドルァ・ゴーラ (共通ドロップ)
ミズーリS012 ダーヴァガイン (共通ドロップ)
スプレッドニードル ガイノゼロス (LV150-174)



テンゴウボウ テンゴウグ (共通ドロップ)
ポロン 教団警衛士オブメ (共通ドロップ)
サザンクロス ポルティ (共通ドロップ)
ライグタス・ストーム ゲーマガ 天守閣の乱! (交換)
−−− −−− −−− −−−






レオル・ヴァリアント 多脚兵器破壊指令 C/B/A/S (ボスコンテナ)
ゾアル・ヘッド 月下の翼獣 B/A/S (ボスコンテナ)
インフェルノバズーカ グリナ・ビートS (共通ドロップ)
ジェノサイドバンカー コグナッド (LV150-200)






レーザーパノン パノン (共通ドロップ)
ギ・グー・レーザー 星霊惑星の賽銭箱 (交換)
−−− −−− −−− −−−
デガーナ・カノン 狂信者の杜 S (ボスコンテナ)
ボルテックブレス デルプ・スラミィ (LV125-200)






バレットマスターク 彼女からの極秘任務 B (報酬)
−−− −−− −−− −−−
ツインヴァリスタ GSM-05M ティレントス (共通ドロップ)
Tヤスミノコフ2000H クデトウブ (共通ドロップ)
パンドラエクストリーム サンド・ラッピー (LV150-200)



ビームガック 彼女からの極秘任務 B (報酬)
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ルビーバレット ベッガ (共通ドロップ)
グラッシャー ゴウシン (共通ドロップ)
魔弾ミストルテイン 太古からの侵略者 S (ボスコンテナ)



サンドラッピーボウ サンド・ラッピー (LV25-49)
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ディン・ディ・ベル ミズラ (共通ドロップ)
クイーンヴィエラ MAX4 A (報酬)
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デゴラスボウ 灼熱の震角獣 (ボスコンテナ)



ドリームマスター スティンギー (共通ドロップ)
プリメラ・フィオーレ ゴル・ドルバ (共通ドロップ)
カディアンナ スティンギー (共通ドロップ)
タリス ミズラ (LV125-200)






ビームバルカック 少女の英雄は卵泥棒 B (報酬)
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H&K38コンバット ポイゾナスリリー (共通ドロップ)
マガナ・リヴォルタ センディラン (共通ドロップ)
ヤスミノコフ9000 MAX 交換所 (交換)
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ハッパ ゴルモロ (共通ドロップ)
チャオの杖 MA 交換所 (交換)
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ガオゾランロッド ガオゾラン (共通ドロップ)
サイコウォンド コウマズリ (LV150-200)






パピヨンダンス ポルティ (共通ドロップ)
ラガン・ヘッド 草原の支配者 A/S (ボスコンテナ)
トゥインクルスター ライグタス (共通ドロップ)
モタブの預言書 ディストバ (LV150-200)






コルトバ・マドグ 楽園衛星の裏酒場 (交換)
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シャト シノワゴールド (共通ドロップ)
ルクミン ダーベラン (共通ドロップ)
ドルヴァベーグ MA 交換所 (交換)






マーク3 砂漠惑星のオアシス (交換)
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ソニチ YG-01U BUGGES (共通ドロップ)
490オッソリアシャグ GH490 〜 GH494 (パートナー報酬)
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プレタ サベージ・ウルフ (LV150-200)



トリニティバッシュ ワルムス (共通ドロップ)
グリーンリング チャレンジ S1 (報酬)
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デニッシュマリー 星霊惑星の賽銭箱 (交換)
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スタンドスティル ワルムス (LV150-174)


└──[2010/04/29]──→ パーフェクトバイブルック (ブレイバー必見)
本作の完全攻略本として発売された『パーフェクトバイブル』が
一部のエネミーのドロップテーブルを誤ったまま掲載。
先ごろ配布された『訂正冊子』でも修正されておらず、その被害は甚大。
下記のドロップテーブルが正しいデータとなります (おいこれヒドす)

ドロップテーブル

(カオスソーサラー)
□□□
タイプ別ドロップ
HU RA FO BR
LV1 〜 LV9 ヘリクセン ヘリクセン ヘリクセン ヘリクセン
LV10 〜 LV24 ストレーガ ストレーガ ストレーガ ストレーガ
LV25 〜 LV49 ヴィエディーマ ヴィエディーマ ヴィエディーマ ヴィエディーマ
LV50 〜 LV74 メイロドウ ソーサラーロッド ソーサラーロッド メイロドウ
LV75 〜 LV99 (1) ソーサラーロッド ハラロドウ ハラロドウ ソーサラーロッド
LV75 〜 LV99 (2) ハラロドウ ハラロドウ ハラロドウ ハラロドウ
LV100 〜 LV124 カザロドウ カザロドウ カザロドウ カザロドウ
LV125 〜 LV149 オウカロドウ オウカロドウ オウカロドウ オウカロドウ
LV150 〜 LV174 グラヴィディオン グラヴィディオン グラヴィディオン オウカロドウ
LV175 〜 LV200 グラヴィディオン グラヴィディオン グラヴィディオン グラヴィディオン
共通
ドロップ
LV1-99 モノメイト
LV100-200 ハラロドウ / ソーサラーロッド

ドロップテーブル

(ダーベラン)
□□□
共通ドロップ
HU RA FO BR
共通
ドロップ
LV1-99 ウイルスレジスト / フォトンドロップ
LV100-200 コニィ / ルクミン / ウイルスレジスト


└──[情報元]──→ PSP2の開発資料 & 開発陣のコメントより
2010年2月26日発売の『電撃PlayStation』が、
酒井智史プロデューサーのインタビューを掲載。
プロデューサーみずから、アイテムドロップのメカニズムを暴露した。

2010年4月9日発売の『電撃PlayStation』が、
メーカーから提供された開発資料に基くデータを掲載。
アイテムドロップのメカニズムが公開された。

2010年4月16日に『電撃PlayStation』のスタッフが、
本誌のブログを通じて、メカニズムの補足情報を公開した。

2010年4月30日発売の『電撃PlayStation』が、
メーカーから提供された開発資料に基くデータを掲載。
アイテムドロップのメカニズムが公開された。

2010年5月28日発売の『電撃PlayStation』が、
メーカーから提供された開発資料に基くデータを掲載。
アイテムドロップのメカニズムが公開された。

(関連記事) アイテムドロップのメカニズム 01 □□□
→ アクセスする

(関連記事) アイテムドロップのメカニズム 02 □□□
→ アクセスする

(関連記事) アイテムドロップの補足情報 □□□
→ アクセスする

(関連記事) アイテムドロップのメカニズム 03 □□□
→ アクセスする

(関連記事) アイテムドロップのメカニズム 04 □□□
→ アクセスする



――― [ 属性付与のメカニズム ]
└──[2010/04/08]──→ メーカーごとの属性付与率
ドロップアイテムは、メーカーによって『付き易い属性』が決められている。
例えば、ヨウメイならば『氷と光ばかりが付与される』といった具合。
メーカーごとの『属性付与率』は下記のとおり (PSP2:開発資料より)
生涯PSOからの補足として『PSP1』の『属性付与率』もお届け (PSP1:攻略本より)

属性が付く確率
(PSP2)
□□□
GRM
(パルム)
ヨウメイ
(ニューデイズ)
テノラ
(モトゥブ)
クバラ
無属性 10% 10% 10% 10%
炎属性 20% 12.5% 12.5% 15%
氷属性 12.5% 20% 12.5% 15%
雷属性 20% 12.5% 12.5% 15%
土属性 12.5% 12.5% 20% 15%
光属性 12.5% 20% 12.5% 15%
闇属性 12.5% 12.5% 20% 15%

属性が付く確率
(PSP1)
□□□
GRM
(パルム)
ヨウメイ
(ニューデイズ)
テノラ
(モトゥブ)
クバラ
無属性 10% 10% 10% 10%
炎属性 25% 10% 10% 15%
氷属性 10% 25% 10% 15%
雷属性 25% 10% 10% 15%
土属性 10% 10% 25% 15%
光属性 10% 25% 10% 15%
闇属性 10% 10% 25% 15%


└──[2010/04/08]──→ ブーストカラーによる属性補正
ブーストエネミーのドロップアイテムは『属性補正』が掛けられる。
属性が付くと、ブーストカラーに応じて『属性値(%)』が加算されるという仕組み。
ドロップアイテムの『本来の属性値(%)』へと後付けで上乗せされるため、
例えば『黄ブースト(+5%)』ならば『6%↑』の属性付与が確約される。
ただし、属性の後付けにより『60%』を超えることは無い (端数切捨て)

ブーストの属性補正 □□□
ドロップアイテムに掛かる補正値
黄ブースト (弱) ドロップアイテムの属性値が『+5%』される
(最低6%の属性付与が確定)
赤ブースト (中) ドロップアイテムの属性値が『+10%』される
(最低11%の属性付与が確定)
虹ブースト (強) ドロップアイテムの属性値が『+20%』される
(最低21%の属性付与が確定)


└──[情報元]──→ PSP2の開発資料より
2010年4月9日発売の『電撃PlayStation』が、
メーカーから提供された開発資料に基くデータを掲載。
アイテムドロップのみならず、属性付与のメカニズムまで公開された。

(関連記事) アイテムドロップのメカニズム 02 □□□
→ アクセスする



――― [ このほか諸々のメカニズム ]
└──[2010/02/25]──→ 緊急ミッションの発生率
緊急ミッションの『発生率』は任意で高めることが可能。
緊急ミッションが発生するミッションにおいて、
『倒した敵の数』が多くなるほど発生率が高まるといった仕組み。
パーティメンバーの人数に応じて出やすくなったりすることはない。
(下記の具体例は、生涯PSOからの補足)
敵を『30匹』ほど倒してミッションをクリアしたときと、
敵を『50匹』ほど倒してミッションをクリアしたときとでは、
後者の方が、より緊急ミッションの発生率が高くなる。

└──[情報元]──→ 開発陣のコメントより
2010年2月26日発売の『電撃PlayStation』が、
酒井智史プロデューサーのインタビューを掲載。
プロデューサーみずから、緊急ミッションのメカニズムを暴露した。

(関連記事) アイテムドロップのメカニズム 01 □□□
→ アクセスする



――― [ おまけ : ファンタシースターオンラインのメカニズム ]
└──[2010/05/01]──→ 0.0009%というドロップ率の悪夢
2002年発売された『Phantasy Star Online(GC)』のメカニズムとして、
アイテムのドロップテーブルのみならず、そのドロップ率まで徹底解剖。
ラピ子もちびる『0.0009%』という悪夢のドロップ率を御覧あれ。

Phantasy Star Online
太古からの解析者 (0.0009%の悪夢)
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→ アクセスする


└──[2010/07/04]──→ 0.000002%というドロップ率の憂鬱
2001年発売された『Phantasy Star Online(PC)』のメカニズムとして、
アイテムのドロップテーブルのみならず、そのドロップ率まで徹底解剖。
ラピ子もちびる『0.000002%』という悪夢のドロップ率を御覧あれ。

Phantasy Star Online
太古からの解析者 (0.000002%の憂鬱)
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→ アクセスする