Phantasy Star Portable 2 ―― アビリティカスタマイズのメカニズム
2010/03/11(木) 00:00

 2010年3月12日発売の情報誌が、超進化を遂げた『Phantasy Star Portable 2(PSP2)』の 攻略記事として『アビリティカスタマイズ』の データを掲載。通常のプレイでは決して拝めない 『レアアイテムブースト』の倍率数値まで開示されていることから、 メーカー側から提供されたオフィシャルデータなどを織り交ぜたものと思われます (あくまで憶測ですが)

 これらのデータから、通常のプレイでは検証が困難と思われる 『アビリティ』をピックアップ。極々一部ではありますが、 そのメカニズムをひも解いて参りましょう。


――(2010年4月11日追記) 最新版のデータはこちら

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――(BR) ハーフディフェンス
残りHPが『33%↑』のとき、
最大HPの『75%↑』のダメージを受けたとしても、
戦闘不能とはならず、HPが『1』だけ残る。


――(HU) アドバーススピリット
残りHPが『35%↓』のとき、
基本防御力および基本精神力が『+30%』される。


――(BR) プロフェッショナル
打撃攻撃時のヒットストップを緩和するアビリティ。
ヒットストップの発生時間が『−30%』される。


――(RA) プレシジョンアタッカー
武器の攻撃力の振れ幅を抑えるアビリティ。
武器の最小攻撃力が『+50』される。
(下記は、生涯PSOからの補足)
最小攻撃力とは『PSO』でも採用されていたパラメータ (不可視)
各武器とも最小攻撃力および最大攻撃力という値が設定されており、
攻撃するたび、それぞれの値の間から攻撃力が算出される。
例えば、最小攻撃力が『50』で、最大攻撃力が『150』の武器などは、
攻撃するたび、攻撃力が『50〜150』の間で毎回変動している。
攻撃時のダメージが安定しないのは、このような仕組みのため。
この武器を『プレシジョンアタッカー』を装着してから使用すると、
攻撃力の振れ幅が『100〜150』として計算されるという仕組み。

2000年発売の『PSO(DC)』では『スプレッドニードル』が強力すぎたため、
続編の『PSO(GC)』では、最小攻撃力が『1』に修正されたという逸話も。
『フローズンシューター』の攻撃力は及第点を維持していたにも関わらず、
なぜか『スプニ』だけが涙目という、むごたらしい仕打ちとなった。

なお、本作における仕様が『PSO』と何ら変わらぬものであるならば、
パラメータとして確認できる値こそが最大攻撃力となる (最小は不可視)
最小攻撃力のメカニズムについては『PSO』の攻略本を御覧あれ。


――(RA) エレメンタルヒット
あの『サイカ・ヒョウリ』の真価が発揮されるアビリティ。
状態異常の発生率が『+10%』される。
おいこれ強す。


――(HU/RA/FO/BR) ワイルドブラスト
ブラストゲージが溜まり易くなるアビリティ。
ブラストゲージの増加量が『+50%』される。


――(HU/RA/FO/BR) ○○ストライク
各武器で、クリティカルの発生率をアップさせるアビリティ。
各武器とも、クリティカルの発生率が『+10%』される。


――(FO) アシストアドバンス
補助テクニックの効果時間を伸ばすアビリティ。
補助テクニックの効果時間が『+20%』される。


――(FO) サポートロングレンジ
回復&補助テクニックの効果範囲を拡大するアビリティ。
回復&補助テクニックの効果範囲が『+50%』される。


――(FO) ○○ハイスピード
各系統のテクニックとも、詠唱時間が短縮されるアビリティ。
各系統のテクニックとも、詠唱時間が『−30%』される。


――(HU/RA/FO/BR) レアアイテムブースト
レアアイテムのドロップ率がアップする。
レアアイテムのドロップ率が『+25%』される。


 それぞれのメカニズムを御覧いただければ 一目瞭然のとおり、通常のプレイでは拝めない ブラインドパラメータまで開示されているのが興味を惹くところ。 過去発売された攻略本にすら掲載されていないデータということで、 下記の掲載誌をお見逃しなきよう (’-’+