9月9日(金)発売のゲーム情報誌『ファミ通』に
『ファンタシースターユニバース(PSU)』関連記事の掲載を確認。
記事中では、新参キャラクターを含む主要キャラクターの豪華声優陣24名を一挙公開。
このほか同タイトルのプロデューサーを務める見吉隆夫氏と、
ディレクターを務める酒井智史氏の両名にインタビューを敢行。
対談中では、長らく秘匿とされてきた『ネットワークモード(ON)』の詳細について
両氏がコメントを寄せています。
以下に関連記事から特筆事項をピックアップ。
海外メディアでは既報となる事項も幾つか見られましたが、
これらについても確認の意味を込めて再度総括します。
主要キャラクターを演じる声優陣の顔触れとキャスティングについては先日の記事を参照。
[-関連記事1-]
――オンライン:『ストーリーモード(OFF)』と『ネットワークモード(ON)』の互換について
『ネットワークモード(ON)』では『ストーリーモード(OFF)』に登場する
主要キャラクター達がNPCとして登場する局面も。
『イーサンも登場するかもしれません(笑)』とは、
ディレクターを務める酒井智史氏のコメント。
――オンライン:『ネットワークモード(ON)』におけるキャラクターデータの保存について
プロデューサーを務める見吉隆夫氏は
『ユーザーが安心してプレイできる環境を目指す』としながら、その詳細については一切触れず。
一方では『不正対策もいままで以上に強化していきます』との力強いコメントも。
(※周辺機器『HDD』は話題に挙がらず)
――オンライン:ゲーム開始直後から『ネットワークモード(ON)』によるプレイが可能
ゲーム開始直後からオンラインに接続し『ネットワークモード(ON)』でプレイ可能。
必ずしも『ストーリーモード(OFF)』を事前にクリアする必要はない。
――オンライン:『ビジュアルロビー』の収容人数が大幅増 - 『MMO+MO=PSU』
オンライン上の拠点となる『ビジュアルロビー』の収容人数が大幅増。
ディレクターの酒井智史氏は『その点ではMMORPGに近いのかもしれません』とコメント。
『ロビー:MMORPG』、『フィールド:MORPG』といったイメージが"理想のカタチ"としています。
――オンライン:何らかの生産要素を導入 - プレイヤー同士による品物の売買も可能
詳細こそ不明ながら何らかの生産要素を導入するとのこと。
また、プレイヤー同士によるアイテムの売買に関わるシステムを導入。
『衣服』などのアイテムを取引することが出来る。
――キャラクターメイキング:『体系』のほか『顔』のモーフィングも可能に
キャラクターメイキングでは『体系』のほか『顔』のモーフィングが可能に。
従来シリーズの其れとは異なり『顔』の造形すら自由自在に設定することが出来る。
――キャラクターメイキング:主要キャラクター演じる豪華声優陣による『ボイス』を収録
キャラクターメイキングの際に設定する『ボイス』は、『ストーリーモード(OFF)』の
主要キャラクターを演じる豪華声優陣が声色を使い分けて収録。好みに合わせて選択可能。
――キャラクターメイキング:エディットパーツの数は『種族』や『性別』により若干異なる
キャラクターメイキングの際に選択する『顔』や『髪型』といった
エディットパーツの数は『種族』や『性別』により異なる。
例を挙げると『Human:女性』の『髪型』56種に対し、『Human:男性』の『髪型』は28種類。
『種族』によっては『ジャケット』だけで80種を越えることも。
――システム:『NORMAL』、『HARD』、『V-HARD』といった"難易度分け"を廃止
従来シリーズで御馴染み『NORMAL』、『HARD』、『V-HARD』、『ULTIMATE』
といった"難易度分け"が全面的に廃止。代替となるシステムの存在については不明。
――アイテム:『防具』によるグラフィック変化は廃止 - 代わって『衣服』の概念を導入
『防具』によるグラフィック変化を撤廃。
その理由について酒井氏は『高性能の防具に人気が集まると、
どのキャラクターも似通った格好になってしまう』とコメント。
代わって導入されるのが『衣服』の概念。
『衣服』は『防具』とは異なる箇所に装備するアイテムで、
身に付けることでグラフィックが変化。
『防具』の性能に縛られず自由にオシャレが楽しめるとのこと。
――バトルシステム:『必殺技』を導入 - 各技にはレベルがあり成長させることも可能
詳細は不明ながら『必殺技』が導入されるとのこと。技にはそれぞれ『レベル』が
設定されており、これらを成長させるといった育成要素もアリ。
――バトルシステム:パーティメンバー(NPC含む)との『連携攻撃』を導入
パーティメンバー(NPC含む)との『連携攻撃』を導入。
詳細については不明。
――関連イベント:『TGS-2005』では『ストーリーモード(OFF)』がプレイアブル出展に
9月16日、17日、18日の日程で開催される『TGS-2005』には
『ストーリーモード(OFF)』をプレイアブル出展。現地会場では実際にプレイすることが可能。
以上が大まかなまとめ。中でも注目すべきは新要素『衣服』の概念。
大多数のユーザーが抱えるジレンマを見事に払拭した『PSU』開発陣の采配には"脱帽"の一言。
ユーザーの目線に合わせて配慮された"オンラインゲームの構造改革"とも言うべき同システム。
効率重視の風潮が絶えない同ジャンルだけに、今後のトレンドに成り得るかもしれません。
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