本日発売のゲーム情報誌「電撃プレイステーション」にて、
「ファンタシースターユニバース(PSU)」の最新情報ほか、同タイトルのスタッフを勤める中裕司氏、
見吉隆夫氏、酒井智史氏を交えてのインタビューが掲載されています。
以下、インタビューや誌面で明かされた情報から気になる事項をピックアップ。
――「PSU」の開発コンセプト
ストーリー性のあるRPGとしての面白さだけではなく、
オンライン要素も楽しめるつくりを目指す。
オンライン要素についてはまだ詳しく言えない。
――「アンドロイド」の名称が「キャスト」に - 「獣人」の存在も
「PSO」において「アンドロイド」と称された種族は「キャスト」と呼ばれる。
「PSO」では男性型及び女性型それぞれに「レイキャスト」や「レイキャシール」といった
名称が存在したが、今作「PSU」では「キャスト」が総称となる模様。
また、その存在がウワサされていた「獣人」については、
開発スタッフの酒井氏がその存在を認めています。
――「SEED」のほか「原生生物」や「変異種」との戦いも
現在判明している敵対生物「SEED」のほかにも、
「原生生物(Native?)」や、「seed」の影響で凶暴化した「変異種(A.Beast?)」、
ロボット型の「マシナリー(Machine?)」といったエネミーが登場。
――キャラクターへの拘り:各キャラクターにはボイスも
モーションキャプチャーによる綿密な動きを実現するほか、
各キャラクターのボイスには豪華声優陣を起用。キャラクターへの拘りも「PSU」のコンセプトの一環。
――音楽
既に海外の有名スタジオで楽曲を収録中で、
ボーカル曲にも力を入れている。
――世界観
SFという共通事項こそあれ、細部の設定は完全なオリジナル。
3つの惑星それぞれに独自の文化や歴史があり、種族間では対立や協力といった構図も。
従来の「ファンタシースター」シリーズのファンが喜ぶ仕掛けや設定も隠れている。
――バトルシステム
バトルはリアルタイムで進行。
戦闘そのものには10人も20人も参加するようなことはない。
ある程度の人数でパーティを組むことになる。
――ネットワークモード
詳細は秘密。オンライン要素を期待しているユーザーにも
納得してもらえるモノにしたい。ここ5年(PSOシリーズ)で蓄積したノウハウを詰め込み、
既存の概念では語れない創造以上のモノを目指している。
――固有のキャラクターとオンラインモードの関係
オンラインに繋いだ時に、全てのユーザーがイーサンやカレンといった
固有キャラクターでは困る、とだけ。(※オンラインにはキャラクターメイキングをして繋ぐ?)
――今後の展開について
今年5月に開催される世界最大規模のゲーム展示会「E3-2005」にて、
プレイアブルな動画(ムービーではない)を公開。
また、年末には"PSO:5周年"を記念して何かやりたい。
以上が国内初公開となる情報の要約です。
危惧されていた「アンドロイド」の存在については、今作「PSU」においてもひとまず健在の模様です。
また、敵対生物であるエネミーの存在にも要注目。
お馴染み「原生生物」や「変異種」に分類されるエネミーが存在するからには、
これらに対応した"属性"といった概念が存在することも考えられます。
このほか、多数ユーザーが期待する「バトルシステム」については、
10人以下の規模ながら、従来よりも多人数で行動できるような含みのある説明も。
また、「ネットワークモード」や「キャラクターメイキング」については、"次世代PSO"を
期待するユーザーの期待に応える作品を目指すといった旨の頼もしいコメントも。
ともあれ、まだまだ謎の多い「PSU」。
来月開催される世界最大規模のゲームイベント「E3-2005」における情報の公開に
期待が寄せられます。同イベントの様子については、
当サイトでも追ってお伝えする予定ですのでご期待ください。
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