Phantasy Star Portable 2 ∞ ―― 限界突破の超検証 (バトルマニアクス)
2010/09/22(水) 00:00

 日本のゲームイベントとしては最大規模を 誇る『Tokyo Game Show 2010 (TGS 2010)』が先日開催。 ファンタシースターの最新作も楽しめた、毎年恒例のお祭り騒ぎ。

 毎年の事ながら、生涯PSOは 『TGS 2010』に参戦。 うっかりサイフを 落として参りました 限界突破の超進化を 成し遂げた『Phantasy Star Portable 2 Infinity (PSP2i)』を 遊び尽くして参りましたので、検証のうえ得られた データをプレイレポートとしてお届け。こちらの 記事では『バトルシステム』に 的を絞ってご紹介さしあげます (’-’+


[ テクニック ]
└──[2010/09/22]──→ フォバース (新規テクニック)
01:新規のテクニックとして、炎属性の『フォバース』が追加された
02:使用すると、2個1組の『火球』が術者の周囲へと現われる
→ あの『ブライトネスサークル』のように、ぐるぐると術者の周囲を回転
→ この『火球』に触れた敵に対してダメージを与える
→ ひとたび『火球』が発動すれば、他の武器に持ち替えても消えない
→ ひとたび『火球』が発動すれば、他のテクニックを使っても消えない
→ ただし、エリアを切り替えると『火球』は消滅する (2つ同時)
→ ただし、6ヒットほどさせると『火球』は消滅する (2つ同時)
※ 時間切れにより消えてしまったという可能性もアリ (要検証)
03:テクニックレベルの影響なのか、効果のターゲットは術者本人のみ
→ 他のメンバーに重なったまま使用したが、効果は術者本人のみだった
→ テクニックレベルによっては、他のメンバーにも掛けられるかも…?
04:テクニックの歩き撃ちは不可能
→ 片手杖であるとか、長杖であるとか、そういった問題ではない
→ テクニックそのものが『歩き撃ち』の対象外となっている


└──[2010/09/22]──→ テクニックの歩き撃ち
01:テクニックの仕様が改められ『歩き撃ち』が可能となった
→ Lボタンを押しながら『軸移動』を行っている時のみ発動可能
→ 残念ながら『通常移動』の際は発動できない
→ 残念ながら『ロッド(長杖)』では発動できない
→ テクニックの歩き撃ちは『ウォンド(片手杖)』の特権となっている
※ マドゥーグによる使用可否については不明
※ TGS 2010 トライアル版では検証できず
02:テクニックの歩き撃ちでは『コンボ』が成立しない
→ テクニックの歩き撃ちは単発扱いとして処理される
→ タイミングを合わせても、テクニックの3段コンボは成立しない
→ この制約によって、テクニックの詠唱時間を短縮することが出来ない
03:テクニックによって歩き撃ちの『可否』が異なる
→ 歩き撃ちの可否は、それぞれのテクニックごとにも設定されている
→ 例えば『フォイエ』は歩き撃ち出来るものの『フォバース』は出来ない



[ チャージショットU ]
└──[2010/09/22]──→ 榴弾銃 (グレネード)
01:さらなる新要素として『チャージショットU』が導入された
→ 従来の『チャージショット』に代わって『△ボタン』へと配置されている
→ 従来の『チャージショット』とは異なり、あらたな『タメ撃ちU』が放てる
→ 察するに『タイプアビリティ』の一種ではないかと思われる
02:グレネードによって放たれる『タメ撃ちU』は下記のとおり
→ 勢い良く時計回りに一回転したのち、前方に向けて銃を乱射
→ 5ロック × 2ヒット (ロック数については確認できた限りの数値)
→ ひょっとしたら回転中に周囲の敵を殴り倒せるのかも…?
※ 周囲に及ぼす影響については未検証


└──[2010/09/22]──→ 光線砲 (レーザーカノン)
01:さらなる新要素として『チャージショットU』が導入された
→ 従来の『チャージショット』に代わって『△ボタン』へと配置されている
→ 従来の『チャージショット』とは異なり、あらたな『タメ撃ちU』が放てる
→ 察するに『タイプアビリティ』の一種ではないかと思われる
02:レーザーカノンによって放たれる『タメ撃ちU』は下記のとおり
→ レーザーを放射したまま、自身の『左→右→右上』へと薙ぎ払う
※ ファンタシースターZEROの『セクターライン』というフォトンアーツ
※ このたび『タメ撃ちU』として復活を遂げる


└──[2010/09/22]──→ 双短銃 (ツインハンドガン)
01:さらなる新要素として『チャージショットU』が導入された
→ 従来の『チャージショット』に代わって『△ボタン』へと配置されている
→ 従来の『チャージショット』とは異なり、あらたな『タメ撃ちU』が放てる
→ 察するに『タイプアビリティ』の一種ではないかと思われる
02:ツインハンドガンによって放たれる『タメ撃ちU』は下記のとおり
→ あの『サンド・ラッピー』さながら、前方にダイブしつつ銃を乱射
→ ダイブから『飛び込み前転』を決めつつ、さっそうと立ち上がり……
→ 両手を広げたまま、時計回りに回転しつつ銃を乱射する
※ ファンタシースターZEROの『メシアタイム』というフォトンアーツ
※ このたび『タメ撃ちU』として復活を遂げる



[ インフィニティブラスト ]
└──[2010/09/22]──→ フォース (FO)
[ ■ボタン ] ・・・
→ 青白い『ラ・フォイエ』のような爆炎で、前方中距離を攻撃
→ この爆炎は、およそ『3ロック×1ヒット』という性質を備えている
→ 3段コンボも可能となっており、ほぼ連射状態となる
※ なお『ギール・ゾーグ』に、250〜350ほどのダメージ (1ロック)
[ ▲ボタン ] ・・・
→ 青白い『ダム・グランツ』のようなレーザーで、前方直線上を攻撃
→ このレーザーは『貫通特性』を備えている
→ レーザーの発動中に向きを変えることは出来ない
→ タメ撃ちの際も、こちらのレーザーが射出される
※ タメ撃ちによる変化については不明


└──[2010/09/22]──→ ブレイバー (BR)
[ ■ボタン ] ・・・
→ 右腕を『ソード』のようなブレードに変化させて敵を切り裂く
→ このブレードは非常にリーチが長く、遠方の敵すら容易に切り裂く
→ 3段コンボも可能となっており、火力としては申し分ない
[ ▲ボタン ] ・・・
→ ファンタシースターZEROの『オーバーエンド』なるフォトンアーツそのもの
→ 右腕を『超巨大なソード』へと変化させて、ターゲットを一刀両断する
→ このソードは、およそ『3ロック↑ × 4ヒット↑』ほどの性質を備えている
※ ヒット数が多過ぎるため、かなり曖昧な数値となります
→ タメ撃ちの際も、こちらのソードで一刀両断する
※ タメ撃ちによる変化については不明



[ ゲームバランス ]
└──[2010/09/22]──→ モーション速度
01:バランス調整の一環として、武器の『モーション速度』が一部見直された
[長剣] ・・・ 前作と比べてスピードアップ
[長槍] ・・・ 前作から変化なし
[大斧] ・・・ 前作から変化なし
[双手剣] ・・・ 前作から変化なし
[双小剣] ・・・ 前作から変化なし
[片手剣] ・・・ 前作から変化なし
※ TGS 2010 トライアル版へと収録された武器のみ検証



[ タイプセレクト ]
└──[2010/09/22]──→ 戦闘タイプのバリエーション
01:本作における『戦闘タイプ』のバリエーションが判明
→ 前作と変わることなく『HU/RA/FO/BR』から選択できる
※ TGS 2010 トライアル版のミッションカウンターにおいて確認
※ SCEJブースでは、これら『4種類』から選べるカタチとなっていた
※ ただし『製品版』でも変わらぬままとは限らない