夢一杯の『DC』が再び ―― プロデューサーが『PSO』の復活匂わす
2010/07/01(木) 00:00

 ファンタシースターオンラインなどといった夢一杯の名作を 詰め込んだ『Dreamcast(DC)』のタイトルが、 ふたたび『ダウンロードコンテンツ』として配信されることは既報のとおり。

 このような折り『SEGA』の 奥成洋輔プロデューサーをメディアが直撃。 この夢のプロジェクトを指揮する氏がインタビューに答え、 あの『PSO』の復活を示唆。奥成洋輔プロデューサーの 回答から、特筆すべきコメントのみ ピックアップしてお届けします。


(C) SEGA
→ インタビューの全文 Dreamcast 配信計画
奥成洋輔プロデューサーのインタビュー



――Q:オリジナルのスタッフも開発に関わっている…?
 『ソニックアドベンチャー』であればソニックチーム、
というように監修という形で関わっています。
※ 2010年6月30日掲載の『GAME Watch』のインタビューより引用
※ 奥成洋輔プロデューサーの回答を、すべて原文まま引用
※ 文字の強調色については、生涯PSOが着色したものとなります


――Q:ビジュアルメモリの要素はどのようになる…?
 DLCということもあるので、
ビジュアルメモリの要素については割り切っています。
(−−−中略−−−)
あくまでベースはドリームキャスト版ですが、
Windows版やニンテンドーゲームキューブ (ゲームキューブ) 版など、
良いところを吸収して移植しているんです。
(−−−中略−−−)
 例えば『ソニックアドベンチャー』であれば、
キャラクターのモデルはクオリティアップされた
ゲームキューブ版『ソニックアドベンチャー デラックス』のモデルを使っています。
(−−−以下略−−−)
※ 2010年6月30日掲載の『GAME Watch』のインタビューより引用
※ 奥成洋輔プロデューサーの回答を、すべて原文まま引用
※ 文字の強調色については、生涯PSOが着色したものとなります


――Q:第2弾以降に配信されるタイトルは決まっている…?
 決まっていますが、まだ開発中で発表できない状況です。
開発終了の目処が立ったら発表しますのでお待ちください。
次に発表するタイトルもドリームキャストを代表するものになっています。
※ 2010年6月30日掲載の『GAME Watch』のインタビューより引用
※ 奥成洋輔プロデューサーの回答を、すべて原文まま引用
※ 文字の強調色については、生涯PSOが着色したものとなります


――Q:今後配信されるタイトルでは通信対戦機能が実装される…?
 通信あってこそのタイトルであれば、
実装前提で開発しますし、既にしているかもしれません。
※ 2010年6月30日掲載の『GAME Watch』のインタビューより引用
※ 奥成洋輔プロデューサーの回答を、すべて原文まま引用
※ 文字の強調色については、生涯PSOが着色したものとなります


――Q:『PSO』のようなタイトルの移植であれば、通信プレイが実装される…?
 もちろんです。ただし、通信がゲームのキモであっても、
タイトルのスケールの問題があります。
『サーバーで運営していくようなタイトルがダウンロードコンテンツの商品として
バランスがとれているか』が判断材料になりますね。
(−−−中略−−−)
メガドライブなどと比べると1タイトルの規模もずっと大きいので、
バーチャルコンソールほど、なんでもコンスタントに
出していけるという形ではないので、需要に応じて慎重に検討しています。
※ 2010年6月30日掲載の『GAME Watch』のインタビューより引用
※ 奥成洋輔プロデューサーの回答を、すべて原文まま引用
※ 文字の強調色については、生涯PSOが着色したものとなります


 なにやら『通信あってこそ』というタイトルの開発を 匂わせる奥成洋輔プロデューサー。今後発表されるという『第2弾』のタイトルも 『Dreamcast(DC)』を代表するタイトルとの事ですから、 すっかり錆付いた『赤ハン』を磨きつつ、全裸で待機していてもOKなのでは…?

 もしも『PSO(DC)』が配信されるのであれば、 その続編として発売された『PSO(GC)』および『PSOBB(PC)』の長所が盛り込まれた 『準新作』となりそうな気配。日本では『PSOBB(PC)』が 運営中ですが、海外では『PSO』が全て運営終了となっているため、 オンラインモードまで搭載されるとしたら侮り難いタイトルとなりそうです (’-’+