Phantasy Star Online 2 ―― 酒井智史が語る『立体出力』のプラン
2012/02/21(火) 00:00

 終わりなき無限の冒険が待つ『Phantasy Star Online 2 (PSO2)』という世界で、 あなたの化身となって活躍するマイキャラクター。 無限のキャラクタークリエイトによって生み出された、 あなただけのマイキャラクターが、 もしも『フィギュア』になったとしたら…?

 2012年2月20日放送のラジオへと、ファンタシースターの酒井智史プロデューサーが 出演。3DCGモデルなどといったデータから、 フィギュアのような立体物を作り出す『立体出力』という技術についてコメント。あなたの マイキャラクターが『立体出力』によって、 世界に一つだけの『フィギュア』へと生まれ変わるやもしれません。



※ 2月20日にWebラジオで放送された『PSO2 開発者トーク』より
※ 酒井智史プロデューサーからのコメントを、ほぼ原文まま引用
※ 放送の詳細は、記事末端の『関連リンク』をクリック





それはね、ボクの夢なんですよ。
昔から、ファンタシースターオンライン時代から、
自分のキャラクターが皆一番なんですよ。
だから、こういう『キャラクター (NPCのプラモデル)』を作っても、
ある意味、代わりにしかならなくって、
自分のキャラクターを本当に再現したモデル、
フィギュアっていうのがあったら一番良いだろうなぁと。

それを再現するのは、すごいコストが掛かるんです (笑)
でも、今だったら、大分そういうのも作れるようになってきてますし。
他のオンラインゲームとかだと、
そういうサービスをしているところもあるんです、海外とかだと。
機会があれば、是非やってみたいなぁと思っています。

『World of Warcraft』っていう
有名なオンラインゲームがあるんですけど、
そこでは自分のキャラクターを使って、
『こういうポーズ』とか『こういう武器』とかっていうのを設定すると、
それを受け付けてもらって、
しばらくすると……スタチューみたいなものになる。
そういうサービスがあるんですよ。

でも、安く作るのは難しい。
それを作るのに『1個30,000円かかりますよ』とか言われても、
中々ね、皆やらないですからね。
『どれくらいまで払えるんだろう?』っていうのはね、
結構聞いてみたい (笑)





まあ、でも『ワンフェス (模型の祭典)』のキットとかって、
30,000円とか普通にしたりしますしね。
ワンオフのモデルだって考えると、結構、まあ。
『……と言うてもねぇ?』みたいな。

そのお金を出せる人
何人居るかによって変わってきちゃうんで。
やっぱり、システムを作るのにもね、お金が掛かる。





 コストの問題さえクリアできるなら、実現化すら夢ではないという酒井智史プロデューサー。 焦点は『お金を払えるファンが何人居るのか?』とのことで、 需要が見込めるか否かがカギ。皆さん、お幾らまでなら購入しますか…? (’-’+