Phantasy Star Eternal ―― ソーシャルゲームの『課金』に生の声
2011/11/30(水) 00:00

 ソーシャルならではといったキズナが体感できる『Phantasy Star Eternal Planets(PSE)』は 基本無料のブラウザゲーム。レアアイテムが得られる『無料ガチャ』ならびに 『有料ガチャ』の導入によって、あらたな『アイテム課金』のカタチを 模索する野心作。それでは実際のところ、ソーシャルの『アイテム課金』というものに、 皆さん幾ら費やしているのでしょうか…?

 ゲームの情報誌など出版する『エンターブレイン (ファミ通)』のマーケティング機関などが、 ソーシャルゲームのユーザーへと的を絞ってアンケート。そのものズバリといった 質問として、月々の『アイテム課金額』など調査。寄せられた生の声は御覧のとおり。






※ 集計機関 = エンターブレイン マーケティング企画部
※ 集計方法 = インターネット調査
※ 集計人数 = 2,000名 (19,424名からスクリーニング)
※ アンケートの集計結果を、生涯PSOがグラフ化






※ 集計機関 = ソーシャルゲーム専門誌 アプリSTYLE
※ 集計方法 = 東京ゲームショウ2011 場内アンケート
※ 集計人数 = 100名
※ アンケートの集計結果を、生涯PSOがグラフ化






※ 集計機関 = 生涯PSO
※ 集計方法 = 生涯PSO 読者アンケート 第4弾
※ 集計人数 = 209名
※ アンケートの集計結果を、生涯PSOがグラフ化

※ 1,000円未満の割合が、2問目の回答データと合致 (6割)
※ こちらは『PSO2』のアンケートゆえ、参考程度にお考え下さい



 一目瞭然のとおり『アイテム課金』の額は二極化。1,000円ほどで緩くプレイしている層が 過半数を占めるものの、40%のユーザーは3,000円以上を費やすといった ヘビーユーザー。1,001円以上3,000円未満という中間層が存在しないことからも、 収益では『月額課金』すら凌駕する勢い。経済学の権威が唱える 『パレートの法則』を体現した恰好です。

 もしも『PSE』がビジネスとして成功を収めたなら、 来たるべき『PSO2』の課金モデルとして 『無料ガチャ』と『有料ガチャ』が採用される可能性も…? (’-’+