Phantasy Star Portable 2 ―― ダウンロードアイテムの収益は赤字
2011/04/10(日) 00:00

 このたび大手のゲームメディアが、ファンタシースターシリーズの開発陣へとインタビュー。 酒井智史プロデューサーと寺田貴治シニアディレクターの御二方が、 シリーズの開発秘話や今後の展望について語り尽くす、 夢のぶっちゃけトークショー。

 このインタビューの席上で、2009年発売された『Phantasy Star Portable 2 (PSP2)』の 裏話として、ダウンロードアイテムの販売状況が明らかに。 これらアイテムの収益が運営費用に充てられていることは 周知の通りですが、いざフタを開けてみると『ちょっと赤字』だったとか。 当時の苦労が偲ばれるエピソードです (’-’;





ちなみに、『ポータブル2』のときの
ダウンロードアイテム販売の売上は良かったんですか?



決していいとは言えませんでしたね。



とんとんか、ちょっと赤字くらいですね。



まあ、無料アイテムのダウンロード数はすごいんですけどね。
有料と比べると、文字どおり桁が一つ違うんですよ。



以前お聞きした記憶があるのですが、
有料アイテムの売上は、インターネットマルチモードの
サーバー運営費に当てられているんですよね?



そうですね。
インターネットマルチモードは
基本的に無料で提供しているものなので、
サーバーの運営コストはセガが負担しています。

そこを有料ダウンロードアイテムで
まかなえればと思ったんですが、正直言って厳しいレベルでした。

(−−− 中略 −−−)



ミッションコードをダウンロードしに来たついでにでも、
ポチっと押してもらえれば、
運営がより長く続けられるようになると思います (笑)

※ 2011年4月9日掲載の『開発者インタビュー (4Gamer)』より
※ コメントは漢字変換など含め、すべて原文まま引用
※ 文字色は、生涯PSOが着色したものとなります