生涯PSO Phantasy Surprise 2008 - 第1位
2009/01/01(木) - 00:00

 本稿では、2008年のファンタシースターシリーズを振り返る 『生涯PSO Phantasy Surprise 2008(PS-2008)』から、 その栄えある『第1位』を発表させていただきます。


――生涯PSO Phantasy Surprise 2008 → 第1位

ファンタシースターポータブルの大ヒット □□□
PSP


 こちらは『Phantasy Star Portable(PSP)』の好調伝えるトピック。 昨今はヒットタイトルとして認知されつつある『PSP』ですが、 その発売以前の立ち位置は逆境そのもの。 本作の礎たる『イルミナスの野望』の販売不振を受け、 ポータブルの"開発予算"が削られてしまったという 悲劇のエピソードは、ファンの間では語り草。

 予算不足を象徴するエピソードとして挙げられるのは『TVcm』の制作秘話。 限られた予算をプロモーションに割くことが出来ない開発陣は、 自ら『TVcm』に出演するなどして経費節約。 主演(?)の菅沼裕プランナーの名演が、ファンの涙を誘います。


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TVcmの制作秘話 □□□
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出典 生涯PSO 掲載 08/07/26
( 23:25 )
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 まさしく"爪に火を灯す"といった逆境のさなか産声上げた『PSP』は、 マルチプレイブームの火付け役となった 『モンハン』の支持層などから熱烈なラブコールを受け、 ファンタシースターの歴代販売記録を塗り替える程のスマッシュヒットを記録。

 発売初日の販売実績は、およそ21万本。 この勢いは衰え知らず、遂にはハーフミリオンの大台へと到達。 いまなお人気のモンスタータイトルとして、その名を轟かせる恰好。


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約21万本が初日完売 □□□
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出典 生涯PSO 掲載 08/08/02
( 01:30 )
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約60万本の大ヒット (MC集計) □□□
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出典 生涯PSO 掲載 08/10/17
( 23:55 )
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約60万本の大ヒット (EB集計) □□□
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出典 生涯PSO 掲載 08/11/07
( 00:00 )
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 ポータブルの販売好調を受け、ファンタシースターシリーズを取り巻く 環境は様変わり。7年の歳月を経て、ファンタシースターの『ファンブック』が企画発売されたほか、 こちらも久方振りとなる『アンソロジーコミック』が、その人気に乗じて多数発売。

 こうしたグッズは云うに及ばず、遂には『PSU』の『追加アップデート』が制作決定するなど、 これまでの冷遇からは想像し難い勢いで、 ファンタシースターから反撃の狼煙が。


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7年振り『ファンブック』が発売 □□□
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出典 生涯PSO 掲載 08/10/10
( 07:10 )
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必読の『アンソロジーコミック』が多数発売 □□□
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出典 生涯PSO 掲載 08/12/16
( 00:00 )
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悲願の『追加アップデート』が電撃発表 □□□
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出典 生涯PSO 掲載 08/10/10
( 18:40 )
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 ポータブルの快進撃は衰え知らず、先ごろ開催された 『PlayStation Awards 2008』の席上では、50万本以上出荷された タイトルを表彰する『ゴールドプライズ賞』を獲得。 ファンタシースターが賞を授かるのは、 およそ二年振りの快挙となります。


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ファンタシースターが賞を授かる (二年振り) □□□
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出典 生涯PSO 掲載 08/12/04
( 00:00 )
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 ユニバースの騒動を受け一度は失われてしまった"信頼"という名の財産が、 ポータブルのヒットを足掛かりとして再び貯えられつつある昨今。 この成功が無ければ、ファンタシースターの系譜が 途絶えていた可能性すら否めないところでしょうか。

 ファンタシースターの救世主へと 『PS-2008』の栄冠をお贈りします(’-’